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★★ お嫁さん・第六シリーズ ★★
スタッフ等
<監督>番匠義彰・永塩良輔 <脚本>宮田達男
1969年フジテレビ・松竹 カラー全26回
物語の特徴
・従来のパターンを破り、お見合い結婚。第三シリーズも完全なる恋愛結婚ではありませんでしたが、本作は東京・八芳園でのお見合いから物語は始まります。
・しかも嫁ぎ先は専業農家。まあ相当な田舎ならともかく秦野ですから東京からも近いし、お嫁さんの実家も三崎だから同じ神奈川県でありまあよしとしましょうか。でも今まで東京の高級住宅街のサラリーマン家庭でしたから、だいぶ環境も変わっています。
・牛も鶏もみかんも畑もハウスもしいたけもやっている結構大きな農家です。裕福な家庭であることは間違いありません。
・変わっているのは物語の設定だけではなく、タイトルバックも従来のイラストから実写風景になっています。(カーネーションのハウス、大山・丹沢、小田急線、海岸など)
・結婚が決まる迄、松山は毎日たくさんの野菜とカーネーションを持って三崎まで通います。車でも結構あるから大変だと思います。
・結婚式前日は三崎で嫁方の祝宴、結婚式は八芳園、披露宴は秦野で盛大に行われました。秦野の宴の準備には正司が大奮闘しました。ここまでで五回を費やすのは初めてです。花嫁衣裳は第五シリーズに引き続きピンク色でした。
・6シリーズ目にして初めて新婚旅行のロケがありました。渥美半島花めぐり(蒲郡・伊良湖等)でした。新婚旅行に笠が合流、逃げ隠れします。蒲郡ホテルの土産物売場に「EXPO’70」の旗がありました。東名高速道路もガラガラでした。
・お昼を食べて秦野から新宿に行き、喫茶店で休んだ後野添の店で採寸をし、世田谷の姉の家でお三時にお寿司を夫婦で(松山は後から来た)ご馳走になり、その後妹たちと向ヶ丘遊園で遊ぶなんて、一日は何時間あるのでしょうか?
・「ボーリング場へは父兄同伴で」、そんな時代がありました。
・家族がよくビン入りオレンジジュース(プラッシー?)をよく飲んでいます。
・家族揃って三崎(実家)に海水浴・釣りに出かけます。江夏、小林、吉沢の水着姿が見られます。江夏の下腹がちょっと気になります。若い者は自動車で、年寄りは電車バスは気の毒かな?
・落花生とは一言も言わず、”南京豆・ピーナッツ”というのがちょっと気になります。
・台所の流しの上の棚に御盆入れがあり、横長の御盆が何枚もしまってあります。人寄せもかなりあるお宅なのですね。
・吉田屋も夫婦だけの部屋を増築する計画が正司が出したが、高橋の福岡転勤の話でお流れ。しかしこの回の正司の気丈な姿に皆感心するのであった。
・懐妊がわかり、生命の誕生による新しい人生の出発を進水式の祝言と共に祝って終了となりました。
出演者名鑑・敬称略
江夏夕子(主人公・お嫁さん)
目黒祐樹の奥さんですね。最近はおみかけしませんが、当時の印象としてはポチャポチャ形です。漁業協同組合に勤めていました。初めてのお見合いで結婚が決まります。放映当時の記憶が最も残っている女優さんです。
松山英太郎(お婿さん)
私が初めてこの人をTVでみた時の役は丹下左膳。現代劇から時代劇まで数々の番組に出演された売れっ子でした。弟も第一シリーズに出ていました。高校卒業と同時に農業に従事、主にカーネーションを手がけています。敷地内に一軒家を構え、月賦で買ったステレオで「田園」を聞くのが好き。とにかく最初から江夏にぞっこんです。
佐野周二(父)
第二シリーズ以来の出演。この時もお舅さんでした。農協の理事もやっておられます。品がありすぎるのか、鍬を持つ姿は家庭園芸の好々爺にしか見えません。
中北千枝子(母)
第五シリーズに引き続いての登場。今度はお嫁さんを迎える立場の方です。とんかつ屋のおかみさんより農家のおばさんの方が似合うのは失礼でしょうか。でも野良仕事はやっていません。
小林幸子(妹)
第五シリーズに引き続いての登場。これだけ連続ドラマに出ていたとはびっくりです。思えば彼女にとっては模索の時代だったかもしれません。高校生です。
吉沢京子(妹)
「柔道一直線」「さぼてんとマシュマロ」「レモンの天使」「太陽の恋人」等々で大ブレイクしていた時代は良く知っていますが、その少し前でしょうか?このシリーズにも出演していたとは思いませんでした。
野添ひとみ(おば)
川口浩の奥さんですね。見た目で判断すれば、松山のおばさんは少し可愛そうですね。
高橋元太郎(松山の同級生・隣人)
東京に通うサラリーマンで松山とは親友です。歌手時代を除いて現代劇のTV出演はあまり見たことないので貴重ですね。”うっかり八兵衛”のイメージが余りにも定着していますから。
正司歌江(高橋の母)
世話焼き・おしゃべり・お稲荷さん参りの吉田商店のおばさんです。かしまし娘としては第二シリーズにゲスト出演しています。この方は関西の人でしょうが、標準語をしゃべり秦野のおばさんになりきっているのはさすがです。いなり寿司が得意で「いなり寿司にはほうじ茶」が口癖です。
矢野潤子(高橋の妻)
東京から高橋のもとへお嫁入り、吉田商店を手伝っているようです。余り出番はありませんが綺麗な方です。ボーリングが得意のようです。
山崎 猛(松山の同級生)
平塚の園芸試験場で会う所から登場。はじめてのお客様の一人となります。この人も本作で三シリーズ目、常連さんの仲間入りです。
松田光弘(松山の同級生)
小田急・大秦野駅の駅員さんです。前作に引き続き出演です。
坊屋三郎(農協理事)
お嫁さんを是非みたいと佐野にせがみ、ケーキを土産に渡します。息子の結婚問題で騒がせる回もあります。いまだ元気でいらっしゃいます。
山本豊三(松山の同級生・坊屋の息子)
第二シリーズのお婿さん久々の登場。バーホステスとの結婚を反対されますが、松山や高橋の尽力で解決します。この人の顔をカラーでみたのは初めてです。
大泉 晃(吉田屋の前のバーバーつゆき店主)
かつて亡父がやっていた店を東京での5年間の修行の後再び開業。予定していた従業員に断られ困っていた所をお嫁さんに助けてもらいます。前作で一回ゲスト出演有り。ホームドラマチャンネルでよく拝見すると言うことは松竹作品に多く出演されていたのでしょうか。
呉恵美子(大泉の店の理髪師)
いよいよ完全レギュラー?三崎在住でしたが江夏に頼まれ大泉の店の従業員を探すことになったと思ったら、その床屋さんの従業員になってしまいました。大泉とはいいコンビです。よく吉田屋でジュースを買って飲んでます。
小峰千代子(大泉の母)
息子と二人で店を切り盛り。店員が見つかって一安心。
木田三千雄(関口の戦友)
福島から上京の際、田川家を訪れます。協栄生命(スポンサー?)の外交員。「これが青春だ」の住職、「サインはV」の寮長など脇役多数。
江戸屋猫八(町医者)
江夏の友人が丹沢で日射病にかかり自宅を訪問した際往診した医者。ちなみにこの時座敷では婦人会の寄り合いが行われていた。「ひげとたんぽぽ」では三崎千恵子さんの夫役。「鬼平犯科帳」でも忘れてはならない存在。
曾我廼家一二三(松山の先輩)
ピーナッツ問屋。笠が松山夫妻を訪れた際大秦野駅で会い「大山楼」にて先生を囲む会を行う。お節介でおしゃべりな役が多かった人ですね。
小瀬 朗(松山の同級生)
昭和39年「拝啓カアチャン様」では主役の人。笠先生と農業談義で終始にこにこ。
御木本伸介(野添の恋人)
第三・四シリーズ以来の出演。三シリーズ目なので常連さんの仲間入りです。フランス帰りの画家で丹沢にスケッチに来た際田川家を訪れます。追いかけるように野添も秦野へ来ます。家族皆がお弁当やおやつを持ってきて歓待する光景は羨ましくも感じます。
三井弘次(父)
古いドラマではよく脇役で見かけます。「これが青春だ」では眼鏡をかけていない寺田農の父で、「何処へ」では田舎の高校の校長、「恋人はLサイズ」では関口宏の父の獣医さんです。いつも酔っ払っているようなしゃべり方です。船大工さんです。
市川寿美礼(母)
「どじょっこさん」では山茶花究の妹役で出演。「刑事(でか)」では犯人の情婦役で出演されているのを発見しました。いずれもこのドラマ以前の作品です。「しゃあけい大ちゃん」にもでておられたということです。
渡辺篤史(弟)
第五シリーズに引き続き登場。家業の船大工です。やはり短髪の彼は学生よりも職人さんの方がふさわしい感じです。松山と気が合うようです。休みに姉宅を訪問し、大工仕事で奮闘します。
笠 智衆(恩人・仲人)
レギュラー出演。農業高校の校長時代の教え子が松山です。今は三崎で隠居生活です。もはや番組の顔ですね。詩吟が得意のようです。
桜田千枝子(姉)
笑った時の目元が宮崎美子に似ています?既に結婚して男の子が一人います。世田谷在住。「どじょっこさん」では芸者さんの役で出演されていました。
花木章吾(江夏の姉の旦那さん)
第三シリーズ以来の出演。その頃より痩せてみえます。サラリーマンです。(=現・清水章吾)
古田茂久(江夏の同級生)
戸張正男(江夏の同級生)
沢 渓(江夏の同級生)
海や丹沢山登りなどいつも一緒です。松山と意気投合。
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